受け継がれてきた、紙漉きの心を未来へと

黒谷の地に息づく、800年以上もの時を越えて、
受け継がれて来た「紙漉き」の伝統。

その伝統の中に流れる、数多くの無名の人々の「紙漉き」の記憶とまっすぐな想い。
黒谷の手漉き和紙は、そんな多くの人々の温かな心に支えられ、
その灯を絶やすことなく、今日まで歩みを重ねることが出来ました。

私たち黒谷和紙協同組が大切にしているのは、
技術の継承、品質の管理、人材の育成はもとより、
この地に宿る、簡単には言葉だけでは語り伝えることが出来ない
「紙漉きの心」を人から人へと繋いでゆくことです。

時代に応じて変わり続けながらも、決して黒谷和紙らしさを見失うことなく
未来へと繋いでゆくために、時を越え積み重ねられて来た「紙漉きの心」を
何より大切にしながら、様々な挑戦を重ねてゆきたいと考えています。

黒谷川の清らかな水と響き合うように育まれて来た、
黒谷の人々に宿る清らかな心を100年先の未来へと届けてゆくことを
私たちは目指しています。